目 次
はじめに
「集中したい時は環境音が欠かせないんだよね」
そんな方もきっと多いのでは?だけど環境音って何使ってる?
音楽配信サブスク?YouTube?ダウンロードや通信料が気にならない?
実はiPhoneの標準機能で環境音があるんです!これでもう無課金で自分だけの集中空間ができます。
この記事では、iPhoneの標準機能「バックグラウンドサウンド」について紹介します。
いつもYouTube使ってるから
つい他の動画も観ちゃうんだよね
iPhoneの「バックグラウンドサウンド」とは
「バックグラウンドサウンド」は、iPhone本体だけで環境音やノイズを流すことができる機能だ。iOS 15から搭載された機能で、バックグラウンド(=背景)で音を流すことができるため、作業や勉強時に流すのはもちろん、TwitterやInstagramなどのSNSを見ているときや、ウェブ閲覧をしているときでも音を流すことができる。
「バックグラウンドサウンド」はインターネットに接続されていなくても使用することが可能で、アプリのダウンロードも不要。さらに、データ通信も必要ないため通信量を気にせずに済み、気軽に利用できる。
現在(2022年9月)は6種類の音から選択できる。
この機能では以下の6種類のサウンドを、コントロールセンターからさっと呼び出して再生できます。
●バランスの取れたノイズ *いわゆるホワイトノイズ
●ブライトノイズ *中低域を削った軽やかなノイズ
●ダークノイズ *高域を丸めた柔らかなノイズ
●海
●雨
●せせらぎ
環境音は基本的なものだけですが、ノイズのバリエーションが揃えてあるあたりは気が利いています。映像は必要ない場面ではこちらで十分なのではないでしょうか? これらはイヤホン再生時にも利用できます。AirPodsなどノイズキャンセリング機能がついたイヤホンと一緒に使うことで、さらに雑音が気にならなくなるので、より集中したいときはぜひ試してみてほしい。
「コントロールセンター」でのバックグラウンドサウンドの使い方
「バックグラウンドサウンド」は「聴覚」のアイコンをタップすることで使用できる。
コントロールセンターに、耳の形の「聴覚」のアイコンがない場合は、「設定」アプリから追加しましょう。
[設定]アプリの[コントロールセンター]の項目から、コントロールセンターに[聴覚]を追加できます。
「設定」アプリでのバックグラウンドサウンドの使い方
「バックグラウンドサウンド」の基本的な操作は前述のとおりコントロールセンターからできるが、「設定」アプリでは細かい設定を行うことが可能だ。
「設定」アプリから[アクセシビリティ]▶[オーディオ/ビジュアル]をタップ
再生するには[バックグラウンドサウンド]を選択し、[バックグラウンドサウンド]をオンにする。なお、オンにするとすぐに音が再生されるため、注意してほしい。
続いて、「バックグラウンドサウンド」の設定画面の各機能を説明する。
・サウンド
タップすると、上記で紹介した[バランスの取れたノイズ][ブライトノイズ][ダークノイズ][海][雨][せせらぎ]の6種類から好きな音を選べる。
・“○○○○(選択しているサウンド)”の音量
表示されているバーをタップしたまま左右に移動させることで音量を調整できる。右にいくほど音量が大きくなる。
・メディアの再生中に使用
オンにすると、iPhoneで音楽やほかのメディアを再生しているときでも、同時に「バックグラウンドサウンド」を再生することが可能になる。また、[メディアの音量]では音楽を再生しているときの、「バックグラウンドサウンド」の音量を調整できる。
[メディアの音量]のバーをタップしたまま右にスライドすると「バックグラウンドサウンド」の音が上がり、逆に左にスライドさせると「バックグラウンドサウンド」の音が下がるため、細かいバランス調整ができる。[メディアの音量]の下にある[サンプルを再生]をタップすると音楽が流れるため、その音楽を参考にしながら音量調整するといいだろう。
・ロック中にサウンドを停止
オンにすると、「サイドボタン(スリープ/スリープ解除ボタン)」を押すなどiPhoneがロックされた状態(パスコードを入力しないと操作できない状態)になると「バックグラウンドサウンド」が自動的に停止するようになる。オフにすると、iPhoneをロックした状態でも音を流し続けることができる。
まとめ
バックグラウンドサウンドの便利な利用シーンとして、仕事中、勉強中、読書中、就寝前など使用方法は様々です。
YouTubeやSpotifyのストリーミングだとデータ通信も発生しますし、バッテリー負荷も気になりますが、このバックグラウンドサウンドなら通信料にもバッテリーにも低負荷というのもちょっと嬉しいポイントもあるので、集中時間のサポートになってくれること間違いなしだ。
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