目 次
はじめに
「なんだかいつも部屋が汚いし、なんだか気持ちも晴れない」
そんな気持ちになることありますよね。
よく心の状態は部屋の状態に出ると言いますよね。
この記事では、部屋の状態と心の状態の関係性について紹介します。
部屋が荒れてると心も荒れているぅ!?
部屋の汚さは精神状態を表してる?
部屋の状態は心の状態を表していると言われています。
なぜ精神状態が悪いと部屋が汚くなってしまうのでしょうか。
悩み事やストレスで何もやる気が起きない
悩み事があったりストレスが溜まっていると、そのことでエネルギーを消費してしまうため、家事や掃除などの日常的なタスクに対するモチベーションが下がってしまいます。
部屋を片付けたいと思っても、エネルギー不足でやる気が出ないため片付けが進みません。
そして片付けられない自分を責めて、さらに精神状態が悪化してしまいます。
ストレスで買い物しすぎる
ストレス発散のために買い物をしすぎてしまう人もいます。
しかし、買い物でのストレス発散効果は一時的なものなので、またすぐに買い物をしてしまうのです。
買って満足するため、どんどん物が増えていきます。物が増えると収納スペースが足りなくなり、部屋が散らかってしまいます。
汚い部屋が心とからだに与える影響
ストレスの原因となる
部屋が汚いと、何かをやろうとするたびに物を探し回る必要があったり、「片付けなければ」という意識が常に頭にあるため、ストレスの原因となります。
睡眠の質が下がる
部屋が散らかっていると、寝室でリラックスすることができなくなり、睡眠の質が低下することがあります。
また、埃やカビが発生することでアレルギー症状が出ることもあり、健康面にも影響を与える可能性があります。
集中力が低下する
部屋が散らかっていると、目に入る物(情報量)が多すぎて集中力が低下することがあります。
そのため、作業効率が下がり、仕事や勉強に支障が出ることがあります。
自己肯定感が下がる
片付けられないのは自分がダメなせいだと思ってしまい、自己肯定感が下がることがあります。
また、家に人を招くことができなかったり、人との交流が減少することで、孤独感や不安感を覚えることがあります。
部屋をキレイにすることの心とからだへの効果
ストレス軽減
ある研究によると、自分の家を「散らかっている」「やり残したことがある」と表現する女性は、自分の家が「安らか」「回復的」と感じる女性よりも落ち込んでいたり、疲労していたり、ストレスホルモンのコルチゾールのレベルが高かったそうです。
家に帰るとモノが山積みになっていたり、やることリストがあったりすると、1日の間に起こるコルチゾールの自然な減少を妨げる可能性があると研究者たちは言います。その結果、気分や睡眠、健康などに悪影響を及ぼす可能性も。
洗濯物の山を片付け、書類の束を整理し、空間をきれいにする時間を取ることは、単に物理的なものを片付けるだけでなく、実際にわたしたちがより幸せでリラックスした気分になるのを助けるのかもしれません。
人間関係を向上
うつや病気を防ぐには、パートナーや友人との幸せな関係が重要。しかし、乱れた生活はこうした絆にダメージを与える可能性があります。
カップルにとって、散らかった部屋は緊張や対立を生む可能性があると示唆する専門家も。また、なくなったものを探すのに費やす時間は、一緒に過ごせる時間を奪ってしまうことにもなりかねません。
散らかった家では、人を招く気分にもなれないですしね。乱雑さは、恥や羞恥心につながり、周囲に対して物理的、感情的な境界線を作り、人を入れるのを妨げることになりかねません。
「人を呼ぶ」という口実で、定期的にお掃除や整理整頓の癖をつけるのは、良いアイディアではないでしょうか。
集中力アップ
周りが散らかっていると気が散ってしまうということはありませんか?
実は、お部屋と集中力の関係性についても研究で確認されています。一度にたくさんのものを見ると、視覚野に負荷がかかり、脳の情報処理能力が妨げられると報告されているのです。
机の上を整理整頓することは仕事にも役立ちますが、それだけにとどまりません。
健康的な習慣の最大の障壁は、”時間がない”こと。仕事場が整理整頓されていると、生産性が上がり、効率的です。すると、運動をしたり、健康的な食事を用意できたり、リラックスしたり、睡眠時間を増やしたりする時間ができます。
ダイエット効果
「意外」と思うかもしれませんが、整理整頓と肥満についての関係性を示唆する研究もあるんです。
研究によると、お部屋が散らかっていると、食べ物の選択に影響を与え、健康的な選択肢よりも不健康な食品を選ぶ可能性が高くなるとのこと。
健康であるためには、熟考し、整理し、準備することが必要。整理整頓ができれば、自分の体にとって良い食事の計画を立てたり、栄養価の高い食品を買い置きしたり、野菜や果物などの下ごしらえをすることも億劫ではなくなります。
つまり、健康的な食事が可能になりますね。すぐに簡単に手に入るもの…例えば、太る原因となるパッケージ食品やファストフードを食べる必要もなくなります。
睡眠の質アップ
ベットルームがごちゃごちゃしていなければ、ストレスも少なく、良い睡眠につながるのは自然なこと。
また、1日中カオスな状態が続くと、請求書の支払いやら、メール返信やら、タスクを寝室に持ち込んでしまう人も少なくないかもしれません。そうすると、夜が長くなり、居眠りしにくくなります。ベットルームを休息のための聖域にするために、より整理された生活を送ることが大切。
まとめ
汚部屋は心とからだに様々な影響があることが分かりました。また部屋の状態が荒れる前には心の変化やストレスも影響していることが分かりましたね。何より、部屋をキレイに保つことで心とからだへの良い効果があることが分かりました。おうち時間が増えた昨今、部屋をキレイに、心を健やかに保って素敵なおうち時間を過ごしましょう。
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