目 次
はじめに
「〇〇さんはいつもご機嫌だなぁ」
「〇〇さんはいつもイキイキしているなぁ」
最近は自己肯定感という言葉をよく耳にしますよね。
自己肯定感が高い人は「前向き」「ポジティブ」「クヨクヨしない」などの印象がありますよね。
この記事では、自己肯定感の高い人の特徴について紹介します。
いつもご機嫌な人っているよね
自己肯定感とは
自己肯定感とは「ありのままの自分を肯定する感覚」のこと。
つまり、自分の長所はもちろん、短所も含めてありのままの自分を肯定することを指します。
自己肯定感で誤解されがちなのが、自己評価。
仕事でミスをしたときに、「ミスをした自分なんてダメだ」というのは、ミスをしたのは事実であっても、「仕事ができない=自分はダメ」という自己評価なのです。
自己肯定感が高い人は、「仕事でミスをしてしまったけど、それが今の自分なんだ。次はこうしよう」と今の自分を受け入れてすぐに切り替えられます。
このように、自己肯定感は自分の良い面はもちろん、悪い面も「これが自分なんだ」と自分を認める感覚なので、仕事で大事なのはもちろんですが人間関係においても重要なものなのです。
自己肯定感が高い人の5つの特徴
物事を素直に受け入れられる
自己肯定感が高い人は自分の感情を素直に受け入れることができます。嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しいと受け入れます。
これは物事も同じで、他人から褒められたら「ありがとう」と、失敗したら素直にミスを認めることができます。
物事を肯定的に受け入れられる
自己肯定感が高い人は、例えば失敗をした時はその失敗自体は素直に受け入れ、その失敗を「成長の糧」「成功への過程」と肯定的に考えることができます。そして「そこからどうすればいいか」と考えることを大切にしています。
メンタルが安定している
自己肯定感の高い人は、他人の評価や意見でメンタルが不安定になることはありません。
なぜなら、「自分の中に揺らがない存在価値」を持っているからです。
自分の存在価値を持っていると、周りから批評されても極度に落ち込んだり悩んだりすることがなくなります。
そのため、自己肯定感の高い人はメンタルが安定し毎日を快適に過ごせています。
自分にも他人にも優しく、否定もしない
どんな自分でも大切な存在であると認識しているため、自分と同様に他人にも優劣をつけずに肯定的に接することができます。
そのため、自分の意見が他人と違っても、他人の意見を否定することなく話し合えます。
人の意見に先入観や否定的な感情を抱かないので、素直に言葉を受け入れることができます。
自己肯定感の高い人は、コミュニケーション能力が高く人との信頼関係も築くことができます。
”今”に集中し丁寧に過ごしている
自己肯定感が高い人は、失敗を素直に受け入れすぐに前を向いています。過去を振り返って、変わらない事実に執着することはありません。
また誰も予測のつかない未来にも不安を感じたり焦ることもありません。なぜならば、自分でコントロールすることができないから。
そのため未来に目標や夢は持ちつつも、今ある目の前のことに集中し丁寧に過ごすことを繰り返しているのです。
自己肯定感が高い人が無意識にしている5つのこと
肯定的な話し方
肯定的な話し方とは、自分や周りを尊重しながら認め合うような話し方です。
例えば、自己肯定感の高い人は、会話の中で自分の考えとは異なる意見を言われても「そうなんだね」と相手の意見をまず肯定します。
一方で、自己肯定感の低い人は、自分と異なる意見を言われると「それは違う」と相手の意見を否定語で返してしまいます。
さて、あなたならどちらの人に悩みを話したいと思いますか?
ほとんどの人は、肯定的な話し方をする人に悩みを聞いてもらいたいはずです。
肯定的な話し方は、他者との良好な関係を築くための架け橋になります。
自分を優先している
自己肯定感の高い人は、自分の意見や気持ちを第一に考えて生きています。
そのため周囲の意見に流されず、後悔のない選択をしている人が多いです。
自分を優先するということは、決して自己中心というわけではなく周りの人のことも尊重しながら行動しています。
自分の意見や気持ちを優先している人は、人生の幸福度も高いといえるでしょう。
やりたいと思ったら即実行
自己肯定感の高い人は、やりたいことがあれば失敗やリスクを恐れずに挑戦します。
また、その挑戦が失敗したとしても自分自身の価値は変わらないことを知っているため、過度に自分を責めたりはしません。
そのため自己肯定感の高い人は、チャレンジ精神や向上心が高い人が多いといえるでしょう。
嫌いな人とは距離を置く
自己肯定感の高い人にも、嫌いな人や苦手だなと思う人はいます。
ただ、自己肯定感の高い人はそういった人から、上手く距離を置きながら生きています。
嫌いな人を無理に克服しようとするのではなく、あえて距離を置くことで自分の心を優先し守っているのです。
また、自己肯定感の高い人は「嫌いな人がいても別にいい」と考えています。
そのため、嫌いな人がいることへの罪悪感や自己嫌悪を抱くこともありません。
嫌いな人には、無理に近づく必要はないのです。
時間を他人ではなく自分のために使っている
自己肯定感の高い人は、時間の使い方が上手な傾向にあります。
例えば、仕事とプライベートの時間はきっちりと分けて、休みの日は仕事のことは一切考えない、仕事が終わった後は仕事に関するメールは絶対に見ない。
このように、自己肯定感の高い人は他人に振り回されない自分だけの時間を意図的に確保しています。
時間を他人ではなく、自分のために使うことで人生の充実度は格段に上がるはずです。
まとめ
自己肯定感が高い人の5つの特徴
①物事を素直に受け入れられる
②物事を肯定的に受け入れられる
③メンタルが安定している
④自分にも他人にも優しく、否定もしない
⑤”今”に集中し丁寧に過ごしている
自己肯定感が高い人が無意識にしている5つのこと
①肯定的な話し方
②自分を優先している
③やりたいと思ったら即実行
④嫌いな人とは距離を置く
⑤時間を他人ではなく自分のために使っている
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