目 次
はじめに
私たちの腸には約1000種類、100兆個以上の腸内細菌がすんでいると言われてます。腸内細菌は主に『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』で構成され、『善玉菌』が活発であることが心、身体、そして脳が健康であるということなんです。この『善玉菌』が活発であるためには私たちの心がけも必要です。逆に心がけ次第でいくらでも腸内環境は改善するということです。
朝コップ1杯の水分
朝起きたらコップ一杯の水分を飲むようにしましょう。白湯が理想ですが、水でも常温水でも構いません。朝のコップ1杯の水分は、胃腸を活発化させ、体内温度も上げるため基礎代謝も向上します。
朝食後はトイレへGO
朝食後はトイレに行き、排便の習慣をつけましょう。リラックスして副交感神経を優位にすることを心がけます。
ストレスをコントロール
ストレスや睡眠不足は腸の働きを悪くします。脳腸相関と言われ、お互いがストレスには敏感です。ストレス対処法を実践して心と脳にゆとりを持たせましょう。
運動習慣
有酸素運動で血行が良くなり、刺激で腸が活発になります。特別な運動は必要なく、散歩や買い物時の移動を早歩きにするだけでも効果はあります。
過度な炭水化物抜きはしない
腸内細菌のエサは食物繊維。お米にもその食物繊維が含まれているのでさらに雑穀米などにすると普段の食事に加えてより食物繊維を摂取することができます。
食物繊維を一品プラス
腸内細菌のエサとなる食物繊維を摂るよう心がけましょう。食事にもう一品、海藻や白米に雑穀を加えるようにすると食物繊維を摂取できます。
なんと言っても発酵食品
ヨーグルト、キムチ、納豆などの発酵食品には、腸内細菌が好むエサが豊富に含まれていて腸を活発にしてくれます。ヨーグルトは食後に食べるのがおすすめです。また自分に合った種類のヨーグルトを見つけるためには少なくとも2週間は同じ商品を食べ続けて効果を確認をすると良いでしょう。
食事は品数を意識
丼もの、麺類は食物繊維が不足しがちです。自炊においても一品料理よりも小鉢のある定食を意識すると良いでしょう。
安易に薬を使わない
医薬品の中には腸内細菌に影響を与えるものがあります。抗生物質は1週間の服用で腸内細菌を死滅させるとも言われています。むやみに飲むのは避けたほうがよく、薬の中には副作用として腸の働きを抑えて便秘を起こしやすくするものもあります。また、『下剤』もあくまで対症療法なので、からだにとっては負担になってます。
検診を受ける
米国で大腸ガンの患者が激減したのは、大腸内視鏡検査を検診で取り入れ早期に治療できたからと言われています。
終わりに
腸には外敵を撃退してくれる免疫細胞が集結しています。良い腸に整え、それを維持する。これこそが、健康のポイントと言っても過言ではありません。あなたもちょっとだけ腸を意識して生活することを始めてみてください。
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