目 次
はじめに
「知らないうちに脳に悪影響を与えているかも?」
あなたの行動が脳に悪い影響を与え続けているかもしれません。
いったい、どんな癖や習慣が脳に悪いのか。
この記事では、脳に悪い習慣と脳に良いブレインフードについて紹介します。
脳に悪影響のある行動!?
脳に悪い習慣7選
とある脳科学者は、以下の7点を脳に悪影響を及ぼすもの及び習慣として発表しています。
①「興味がない」と物事を避けること
②「嫌だ」「疲れた」とグチを言うこと
③言われたことをコツコツやること
④常に効率を考えること
⑤やりたくないのに我慢して勉強すること
⑥スポーツや絵などの趣味がないこと
⑦めったに人をほめないこと
「悪い習慣をやめるだけで得られるメリット」として、①集中力が高まる、②物忘れがなくなり
記憶力が高まる、③独創的なアイディアが浮かぶようになる、④目標の達成率が上がる、⑤“ここ
ぞ”というときに力を発揮できる、⑥頭が疲れにくくなる、⑥コミュニケーションが得意になり人
間関係がよくなる、があげられている。これらの項目はだれもが身につけたいと願う能力だと思います。脳に悪い習慣を自ら進んで改善することによって、前向きで、生き生きとした、そして社会に順応
できる人間に変身することができるでしょう。
脳に良い3つのブレインフード
コーヒー
コーヒーは、カフェインが睡眠物質であるアデノシンという脳内物質を抑制させることで、覚醒効果と集中力を高めるのに役立ちます。
また、記憶や学習に重要な役割を果たす脳の海馬の神経細胞の働きを強化し、記憶力を高めるという実験結果もあります。飲んでからおよそ20分後に脳の覚醒が始まり、60分後をピークに4時間ほど続きます。勉強、暗記で集中したい時間から逆算してコーヒーを飲むのがよいでしょう。
コーヒーは1日3杯ほどが適量のようです。一方で、コーヒーに砂糖やコーヒーフレッシュを入れて飲みすぎると、糖分の摂りすぎなどにつながってしまうので控えめにしたほうがよいでしょう。
高カカオチョコレート
チョコレートの主原料であるカカオに含まれるカカオポリフェノールは脳の血流量を増やし、脳由来神経栄養因子(BNDF)を含む血流の増加によって記憶や学習などの認知機能を高める可能性が研究によって示されています。
特に、高カカオチョコレートに含まれる高濃度のカカオポリフェノールが効果を発揮します。カカオポリフェノールは一度にたくさん摂取しても排出されてしまうので、1日3枚から5枚が目安とのことです。カカオポリフェノールに含まれるエピカテキンの血中濃度は2時間でピークに達し、徐々に体外へ排出されるので、午前、午後、夕方など1日数回に分けて食べるのがよいでしょう。
大豆製品
豆腐、納豆、味噌汁など、大豆製品はさまざまな形で食生活に取り入れられます。大豆は健康にいい食べ物として一般的にも知られていますが、脳機能の向上にも効果的です。大豆にはレシチンが含まれており、脳や神経組織に多く存在している成分で、レシチンは、神経伝達物質であるアセチルコリンの生成を促して、記憶力や学習機能の向上に寄与するといわれています。
まとめ
今回紹介した脳に悪い習慣があなたの日常生活に潜んでいないか参考にしてください。また脳に良いブレインフードを食習慣に取り入れて、大切な脳の退化や機能低下を防いでいきましょう。
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