目 次
はじめに
節約というとやりたいことや食べたいものを我慢したり、お金を切り詰めたりするというイメージを持ちがちです。しかし、節約上手な人は無理しない上手な節約方法を実践しています。むしろ、ストレスを感じず無意識の節約を行っているのです。節約の方法はさまざま。背伸びせず、自分が心地よく暮らすためにできることを、ひとつずつ実行することが大切です。そして無理は禁物。人によって、できることはそれぞれ違います。節約上手になろうと頑張りすぎて、体を壊してしまっては元も子もありません。そこで本記事では、ストレスがないかつ、確実に節約効果のある習慣などを紹介しながら、無理しない節約について解説いたします。
節約?
窮屈な生活を想像してない?
家計簿アプリ
家計簿アプリとは、スマートフォンで家計簿をつけられるアプリです。忙しい人でも家計簿アプリなら、スキマ時間で家計管理ができます。
家計簿アプリでできること
- 支出の把握:現金・クレジットカード・電子マネーでの支払い、口座引き落としなど
- 収入の把握:給料の振り込みなど
- 資産の管理:銀行や証券口座・ポイント・マイルの残高など
手書きの家計簿は買い物の品目や金額をこまめに記録し、定期的に計算をする必要があります。そのため、なかなか続けられません。パソコンの表計算ソフトで行なう場合でも、手間がかかるのは同様です。
家計簿アプリと家計簿の違い
- 収支を自動で計算してくれるため、集計の手間が省ける
- スマートフォンがあれば空き時間に入力や確認がいつでもできる
このように日々の買い物や支出だけではなく、お金関係をまとめて管理できます。そのため、家計全体を見直し節約にもつながるでしょう。
格安SIM
もし毎月のスマホ代が高いと感じるなら、一度格安SIMの導入を検討してみましょう。シンプルなプランであれば基本料1,000円台のものもあります。もちろん使い方のスタイルによって向き・不向きがありますが、一度は現在の通信料金と比較してみても損はないでしょう。
大手携帯会社から格安SIMへの乗り換えによって毎月3,000〜5,000円はスマホ代が安くなることがほとんどなため、効果としても高いですね。格安SIMの月額相場は3,000円前後。通信料の上限を下げれば、2,000円以下で利用することも難しくありません。
格安SIMが安い理由は、自らは基地局を持たず大手携帯電話会社の回線を借りているためです。回線の設置・メンテナンス費や人件費、テナント料などがかからない低コストビジネスが、安価でのサービス提供を実現しています。回線の設備を持たず、大手携帯会社の設備を一部借りサービスを提供することで、大手携帯会社の半額ほどの安さを実現しています。
キャッシュレス決済
キャッシュレス決済が節約に効果的な理由は以下の3つ
ポイントが付与される
キャッシュレス決済を利用する最大のメリットは、支払額に対してポイントが付与されることです。
現金で支払った場合にもらえるポイントは各店舗のポイント制度によるものだけですが、キャッシュレス決済を利用すると、全ての買い物でポイントをもらうことができます。
またキャッシュレスサービスによっては、「特定の店舗での利用でポイント2倍」などのキャンペーンも行われているため、毎日の買い物をキャッシュレス決済にすることで、かなりポイントを貯められるでしょう。
貯まったポイントは現金と同様に使えるほか、クレジットカードの利用代金の支払に使用できる場合もあります。
何にお金を使ったかが分かりやすくなる
お金の使い道を把握しやすくなる点もキャッシュレス決済の特徴の1つです。
現金で支払った場合は、レシートを保管しておく以外にお金の使い道を記録する方法がありませんが、キャッシュレスは利用履歴が残るので、どのような買い物をしたのかが分かりやすくなります。
よって現金で支払っていた場合は見逃しがちだった無駄遣いも、キャッシュレス払いによって減らせるかもしれません。
家計簿アプリと連携しやすい
家計簿アプリと連動させやすい点も、キャッシュレス決済のうれしいポイントです。
近年は、銀行口座やクレジットカードと紐付けられる家計簿アプリが増加しているため、キャッシュレスでの支払いを増やすことで、家計簿に入力する手間の減少も可能になります。
貯金や節約のため支出を確認したい方は、キャッシュレス決済+家計簿アプリの組み合わせによって見直しを行ってみると良いでしょう。
おわりに
効果的な節約術はたくさんありますが、大切なのは続けることです。そのためにも、ストレスなく楽しみながらできる方法を取り入れることがポイントになります。少ない負担で効果を感じられれば、節約のモチベーションにもつながるでしょう。予定より節約の成果がみられた月は外食を楽しむなど、ご褒美を設けるのもおすすめです。
お金を貯められる体質や習慣を身に付けるため、今回ご紹介した中でも、自分でも無理せずにできる小さなことから始めてみましょう。
大切なことはストレスなく続けられること
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