目 次
はじめに
「9月9日は救急の日ですね」
みなさんはご家庭に救急箱は常備していますか?思わぬケガや急病の際には「あってよかった」と思う場面も多いはず。でも救急箱の中身は大丈夫?もうご家庭に救急箱がある人も、まだない人もこの記事を読んで準備を万全にしましょう。
この記事では、救急箱の内容品について紹介します。
災害や旅行の時にも役立つよね
4つの心構え
救急用品をそろえておく
いつ起こるか分からないけがに備えて、救急用品をそろえておきましょう
【傷の手当用品】
ピンセット、滅菌ガーゼ、絆創膏、毛抜き、綿棒、かゆみ止め薬、ビニール手袋
【固定用品】
包帯、固定用テープ
【冷却用品】
氷のう、氷枕、保冷剤など
*後述で詳しく紹介します
救急車の呼び方を知っておく
119番通報をしたら、指令員からの次の質問に対して順番に、あわてず、ゆっくり答えます。応急手当が必要な場合は、消防本部からの指示に従って行います。
1.火事ですか? 救急ですか?
2.住所はどこですか?
3.どうしましたか?
4.おいくつの方ですか?
5.あなたの名前と連絡先を教えてください。
※人手がある場合は、救急車が来そうなところまで案内に出ると到着がスムーズ。
緊急連絡先を書いて貼っておく
かかりつけ医や救急病院、救急車を呼ぶかどうか迷った場合の救急電話相談などの電話番号を書いて、目立つところに貼っておきましょう。
応急手当講習を受けておく
応急手当などを学べる一般向けの講習会が、各消防署や日本赤十字社、医療機関などで行われています。実際に経験しておくことが「いざ」という時の冷静で適切な対応につながります。
救急箱の中に常備したいもの
常備品チェックリスト(★:必須 ○:スポーツ △:旅行用)
一般名称 | 目 的 |
□ 解熱・鎮痛剤(△) | 発熱、痛み止め |
□ 風邪薬(△) | 一般的な風邪用 |
□ 下痢止め(★△) | 整腸、下痢止め |
□ 吐き気止め(★△) | 嘔吐止め |
□ 消化薬・胃薬(△) | 食べ過ぎ |
□ 下剤 | 便秘 |
□ うがい薬 | のどの消毒、風邪予防 |
□ 抗炎症剤(★○) | 痛み止め |
□ 抗生物質入り軟膏(★○) | 虫さされ、切り傷 |
□ 目薬(○) | 目の疲れ(ビタミン入り) |
□ 貼付薬(○) | ねんざ、ぎっくり腰、腰痛 |
□ 消毒液(★○) | 傷口の消毒 |
□ 滅菌ガーゼ(★○) | |
□ 脱脂綿(★○) | |
□ 包帯(★○) | |
□ 絆創膏(大・小)(★○) | |
□ テープ(★○) | ガーゼや包帯を止める |
□ ピンセット(★○) | |
□ はさみ(★○) | |
□ ナイフ(★○) | |
□ 毛抜き(★) | |
□ 体温計(★) | |
□ 氷のう・氷枕(★○) | 熱を下げる |
□ 使い捨てコンタクトレンズ | 外れたときの予備(各人の視力に合わせて) |
□ 睡眠導入剤 | 時差ボケ用に必要な人のみ(医者処方) |
□ 使い捨て手袋 | |
□ 綿 棒 |
まとめ
昔に比べて救急セットを持っている家庭は少なくなっています。しかし、災害の脅威も高まる昨今では、救急セットの価値が見直されてきています。家に置いておくメインの救急セット以外にも、サブで常備する持ち運び用の救急セットも用意しておくと便利です。
非常時に大切なご家族やご自身を守るためにも、ぜひお早めにご準備ください。
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