目 次
はじめに
「パワーナップ」という短時間の昼寝、仮眠をご存知でしょうか。
20分程度の短時間仮眠を取り入れることで、生産性の向上や業務効率が向上することが証明されています。
昼寝は脳や身体の疲労をとるためには非常に効果的な習慣なのです。決してなまけでも睡眠不足でもなく、意識的に昼寝をすることで午後からの活力に繋げるのです。
それが理由で「パワーナップ」を取り入れる企業も出てきました。
この記事では、パワーナップがなぜ効果的なのかをご紹介します
ただ眠たくて寝てるわけではない?
パワーナップとは一体!!??
パワーナップとは
パワーナップとは、社会心理学者ジェームス・マース氏が提唱した昼間の短時間仮眠。要するに“昼寝”のことですが、仕事のパフォーマンス向上に直結する習慣として、Google、Apple、Microsoft、NIKEなどの世界的企業では、オフィスに仮眠スペースを設けたり、睡眠装置を置くなどして積極的に推奨しています。
パワーナップの実証効果
パワーナップの科学的効果を実証したのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)。1995年頃からNASA Napsという睡眠研究を行っており、その実証実験では昼に26分間の仮眠で、認知能力が34%、注意力は54%も向上しました
パワーナップの効果
その他にも、「免疫力向上」「心臓疾患や認知症予防」の効果があります。
パワーナップの実践方法
自分の楽な姿勢で眠る
座って眠ることがパワーナップでは推奨されていることが多い(横になると深い眠りになるため)ですが、はじめのうちは気にしすぎず、まずは自分の楽な姿勢から試してみましょう。
環境を整える
仮眠をとるときは、明るい場所を避け、アイマスクを付けたりすると睡眠モードに入りやすくなります。仮眠を取るのに適した静かな場所や人気が気にならないところがよりおすすめです。また、パソコンのディスプレイの光や作動音も目立たないようにすることがおすすめです。
仮眠前のカフェインで目覚めスッキリ
カフェイン飲料は、飲んでから覚醒効果が現れるまで約20~30分かかります。つまり、眠る直前にコーヒーや紅茶、緑茶などを飲むと、仮眠から目覚めるタイミングでカフェインが働いてスッキリと目覚めることができます。
アラームを設定する
パワーナップは“昼間の短時間”だからこそ、効果が期待できます。アラームを設定するなどして、20分前後の短時間にとどめましょう。30分以上寝てしまうと、深い睡眠に入ってしまい、逆に起床時の倦怠感につながります。
まとめ
- パワーナップは科学的効果が実証済みで世界的企業でも取り入れられている
- パワーナップをすることで午後の活動のパフォーマンスが向上する
- パワーナップは「脳」「身体」「心」を回復させる
- 20分前後の睡眠時間が最適
コメント