キャスターオイル(ひまし油)〜万能オイルのススメ〜

健 康

目 次

はじめに

女性だけでなく、男性もスキンケアをするのが珍しくない昨今、みなさんはスキンケアしてますか?また何を使ってケアしていますか?化粧水、乳液、クリーム、ヘアオイルなど様々あるけどできるなら手間を減らして効果の高いスキンケアを使いたい!そんなあなたに今回は万能オイルと言われるキャスターオイル(ひまし油)について紹介します。

この記事では、キャスターオイルの効果効能、使い方について紹介します。

ちょこぶら
ちょこぶら

キャスターオイル?

知らない人も多いのでは?

この記事はこんな方におすすめ

☑︎キャスターオイルについて知りたい方

☑︎キャスターオイルの効果効能を知りたい方

☑︎キャスターオイルの使い方を知りたい方

キャスターオイルとは?

キャスターオイルとは、トウゴマの種子を圧搾抽出して作られた植物性オイルです。キャスターオイルの大きな特徴として、構成成分の約90%が抗炎症・鎮痛作用をもつリシノール酸であるという点が挙げられます。オレイン酸やリノール酸などの脂肪酸に加え、フラボノイド類、アミノ酸、フェノール類成分、テルペノイド成分、フィトステロールも含まれていることが研究で明らかになっています。この特異な構成成分により、免疫強化、抗炎症剤、抗菌剤、抗酸化剤、肝臓保護作用、フリーラジカル捕捉、創傷治癒など様々な性質を持つとても優秀なオイルなのです。

キャスターオイルの効果効能

鎮痛作用、抗炎症作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、緩下作用、抗酸化作用、デトックス作用など

髪の毛を保湿、成長を速める

オイルの保湿効果により、髪がツヤツヤになります。また、抗菌・抗炎作用を持つリシノール酸が、真菌による頭皮の炎症、ふけ、脱毛に対処します。パーマやカラーで傷んだ髪や、乾燥した髪を再生させてくれます。保湿効果もあります。また、頭皮に塗布し、マッサージすることで、髪の成長を早めるとも言われています。

爪を強くする

爪を強く、固くする働きがあると言われています。ネイル用のオイルとして、キャスターオイルとエッセンシャルオイルを混ぜたものを使用すると効果的です。

シミを治す

瘢痕形成作用が傷の他にも、シミの消失を助けます

メイク落としに

キャスターオイルは、毛穴を開き汚れを落としてくれます。かつ、保湿効果もあるため、メイク落としには最適です。少し粘性が強いのでクセが気になる場合、ホホバオイルなどを混ぜて使用するといいです

青あざや捻挫などの外傷に

青あざや捻挫などの外傷性のあらゆる傷みに、キャスターオイルの湿布は効果的と言われています。瘢痕形成作用があり、傷痕が治りやすいです。リンパ循環が活性化することで、関節の腫れを緩和します。また、主成分のリシノール酸の鎮痛・抗炎症作用により、痛みを和らげ炎症を鎮めます

便秘解消とデトックスに

キャスターオイルの湿布を腹部に当てると、便秘解消にいいと言われています。体内の毒素が腸に行き、腸の働きを活性化させるため、便秘が解消され、デトックスにもなります。

代謝、免疫系にも

キャスターオイルの湿布やマッサージは体内の毒素を排出してくれるため、内臓の機能が向上し、新陳代謝がアップします。リンパや血液の流れがよくなり、免疫力が高まっていきます。

真菌感染症にも

リシノール酸に由来するウンデシレン酸は強力な抗菌作用を持ち、水虫や白癬を改善します。

ホルモンバランスの調整

キャスターオイルの脂肪分子が体内に取り込まれることにより、ホルモンのバランスを整えます。これにより、PMS(月経前症候群)や不安感などの症状を和らげます。また、血流促進作用は生殖器にも働きかけ、性欲を増進します。

キャスターオイルの使用法

キャスターオイルは粘度があり、伸びがよくないので、お肌や頭髪に直接つける場合には他のキャリアオイルと合わせると使いやすくなります。特にオリーブオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイルとの相性は良いです。またキャスターオイルの独特の匂いが気になる方は、ほんの少し、好きな香りや効能が期待できる精油を足してみると良いかもしれません。
また、「キャスターオイル湿布 (Castor Oil Pack)」という療法があります。キャスターオイルをしみ込ませたフランネル(布)を局所に置いて、ラップで覆った後に温めるというものです。湿布により、皮膚から有効成分が体内に浸透し、血管や内臓に作用します。

自然の緩下剤として昔から服用されていたキャスターオイルですが、口から直接摂取することによって体調不良を招くことにもつながりかねません。用法用量には十分な注意が必要です。また即効性があり、服用後2〜3時間以内にお通じがくることが多いので、その後に外出予定がある場合や就寝直前の服用は控えましょう。

キャスターオイルの注意点

①未精製、コールドプレス(低温圧搾)の製品を選ぶ

②子宮を収縮させる作用があり、妊娠中の方は使用を控えたほうがよい

③口からの直接摂取は十分に注意(腹痛、下痢、嘔吐、喉や胸の痛み、呼吸困難など)

まとめ

頭のてっぺんから足の先まで、身体のありとあらゆるお悩みに使える万能オイル。

頭皮ケア、ヘアケア、スキンケア、ネイルケア、シミや外傷ケアにも効果があるキャスターオイルを一度使ってみてはいかがでしょうか?

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