目 次
はじめに
「貯金したいけど、どこから節約すればいいの?」
何となく節約しているつもりだけど
「 貯金が増えない 」
「 毎月赤字になる 」
こんな人は、まずはちゃんとお金の流れを確認してみませんか? 見直すことで、自分の「お財布の穴」がどこにあるかを知ることができます。
何にどの程度、お金を使っているのか可視化して、納得しながらお金を使いましょう。
この記事では、無理をし過ぎないすぐにでも始められるお金の節約術をご紹介していきます。
明日からではなく思い立ったが吉日です!さぁ今日から節約をはじめましょう!
節約したいけど何からやればいいの?
理想的な支出の割合
夫婦2人の理想的な支出の割合
費目 | 理想的な割合 | 例:手取り30万円の場合 |
住居費 | 25% | 75,000円 |
水道光熱費 | 5% | 15,000円 |
通信費 | 6% | 18,000円 |
保険料 | 4% | 12,000円 |
貯蓄 | 20% | 60,000円 |
食費 | 15% | 45,000円 |
被服費 | 3% | 9,000円 |
趣味・娯楽費 | 3% | 9,000円 |
交通費 | 2% | 6,000円 |
日用雑貨費 | 2% | 6,000円 |
その他 (医療費・小遣い) | 15% | 45,000円 |
具体的な節約術
日々の収支を把握する
節約をする上で大切なのは、家計の収支を把握することです。現在何にいくら使っているかを確認することで、どこをどれくらい節約できるかがわかります。そこでおすすめなのが家計簿アプリの活用です。アプリを活用することでお金の動きが直感的に把握でき、日々の収支が明確になります。
スマホを格安スマホに乗り換える
大手キャリアのスマホを契約している人は、格安SIMに乗り換えるだけで大幅な節約ができるでしょう。格安SIMなら2,000円~3,000円台に携帯代が抑えられます。契約が面倒だと後回しにしがちですが、節約を意識するなら絶対にやっておきましょう。
電気会社とガス会社の乗り換え
電気とガスが自由化したことにより、乗り換えやプラン変更で光熱費の節約ができるようになりました。電気とガスがセットになったプランを選べば、まとめて乗り換えられるので手間もかかりません。
保険料と保障内容のバランスを見直す
保険は、ライフステージが変わるたびに見直すことをおすすめします。例えば子どもが自立したら、生命保険の死亡保障を高額なものから最低限のものに変更しましょう。無駄な特約や勧められるがまま入った保険などを解約すれば、月々の保険料の負担を減らせます。
更新のタイミングで家賃交渉をする
賃貸契約の更新をするタイミングで、大家さんや管理会社に家賃交渉をするのもおすすめです。
エコ家電に買い替える
近年の家電は省エネ設計のものが多く、年間の電気代が抑えられるため、長年使用している家電がある場合は買い替えるだけで大幅な節約ができることがあります。一時的な出費は増えるので、使用頻度が高く、節約できる光熱費の比率が大きいものから検討するといいでしょう。
つみたてNISAを検討する
つみたてNISAは、年間40万円まで非課税で運用できる積立に特化した制度です。
投資可能期間が最長で20年と決まっており、年間40万円×20年間の最大800万円までが非課税で運用可能できます。
自炊をする・弁当を持参する
外食するより自炊する方が食費は少なくてすみます。
最近では節約レシピを紹介しているサイトが多く存在しますので、それを参考になるべく自炊するようにしましょう。
また自炊者に多いのが、買った食材を冷蔵庫で腐らせてしまうことです。
これはお金を捨てる行為ですので、買い物に行く際には冷蔵庫の中身をちゃんと確認しておきましょう。
コンビニ利用を最低限に
コンビニでは様々な商品が販売されているので、ついつい不要な物まで購入してしまいがちです。
コンビニで販売されている商品は安い物ばかりではないので、菓子類や酒類の衝動買いを続けているとひと月あたりの支出面において非常に大きな負担になります。
絶対にコンビニを利用しないというのは難しいかと思うので、程々に利用しながらも無駄遣いはしないように気をつけましょう。
ふるさと納税で豪華な食材をゲット
豪華な食材はふるさと納税でゲットして、外食費を抑えましょう。ふるさと納税はその土地ならではの美味しいお肉や魚介類、フルーツなどのグルメが楽しめるのが魅力。豪華な返戻品がもらえるだけでなく、節税にもなるので絶対にやらなきゃ損です。
サブスクリプションを利用する
サブスクリプションとは、定額料金でサービスを利用できるしくみのことです。毎月の出費が一定になることで、購入よりも出費を抑えやすく、家計管理もしやすくなります。
現在サブスクリプションはさまざまなジャンルに広がっており、身近になっている動画や音楽の配信サービスのほか、本や家具、ファッション、車など、生活に関わる大半のもので利用できます。
キャッシュレスを活用しポイ活を始める
電子マネーやスマホ決済アプリに毎月決まった額をチャージしてその分だけでやりくりをするようにすれば、生活費を予算内に収められるようになります。アプリを見れば残高が確認できるので、家計簿をつけるのが面倒な人にもおすすめ。レジ前で小銭のやりとりをする必要がなく、スピーディに買い物が済ませられるというメリットもあります。
また、お金を貯めている人が必ずといっていいほどやっているのが、ポイントを貯めてお得に買い物をすることです。クレジットカードやポイントカードは何枚も持たずに、使う機会が多いものだけにまとめるのがポイントを多く貯めるコツ。ポイントを効率良く貯めることで、現金を使わずに買い物ができるようになります。
定期的に身の回りの整理をする
定期的に身の回りのモノを見直して整理することで、衝動買いを防げます。「これは必要なかったかも」というものを見つけて、暮らしをミニマムにしていきましょう。自分にとって価値があるものだけを買うようにすれば、少しの持ち物でも満足できる暮らしができます。
まとめ
固定費の節約術 | 変動費の節約術 |
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・更新のタイミングで家賃交渉をする ・収入に合った住居費へ転居する ・エコ家電に買い替える ・風呂水を洗濯水として再利用 ・ガス・電気の料金プランの見直し ・スマホの料金プランを見直す ・格安SIMに乗り換える ・フリーWi-FiやポケットWi-Fiを利用する ・生命保険を見直す ・複数の保険に加入している場合は補償内容が被っていないか確認 ・つみたてNISAを検討する ・iDecoを検討する | ・自炊をする ・コンビニの利用を控える ・メルカリなどフリマアプリを活用する ・図書館を利用する ・マンガアプリの定額制を利用する ・入場券は交通機関などとセット割がないか確認する ・飲み会食事会の回数を減らす ・幹事になってポイントを貯める ・クレジットカードでまとめ買い ・ジェネリック医薬品を使う ・キャッシュレスを活用しポイ活を始める ・医療費控除を申請する |
節約はとにかく無理をせず、楽しく続けることが成功の鍵です。節約ブログや主婦雑誌などに載っている節約術でも、試してみて自分に合わなかったらやめましょう。今回紹介した節約からも、取り入れられそうなものがあれば試してみてください。
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